【観戦記】高崎東×桐生第一(令和5年4月16日:高崎城南球場)

高崎東は天田君、桐生第一は中村君の両左腕の先発となったこの試合、序盤から動きます。

1回裏、桐生第一は、1番佐々木君がいきなりライト線への二塁打。2番倉地君が送って一死三塁とすると、3番佐藤君がライト前にタイムリーを放ち、たちまち先制します。さらに、4番鶴田君がレフト前、5番福田君が四球で続いて一死満塁とすると、6番石塚君がセンター前に運んで佐藤君が生還。2対0と、試合を有利に進めます。

ここで高崎東は先発天田君に替えて右腕長壁君をマウンドに送ります。長壁君は7番田屋君をサードゴロに打ち取りますが、その間に鶴田君が生還。続く8番吉田君への3球目をキャッチャー磯田君が後逸。福田君も生還して4対0とリードを広げます。

その後長壁君は、ランナーを出しながらも要所を抑えるピッチングで、2回、3回を無失点で切り抜けますが、4回表、先頭の吉田君にソロホームランを浴びます。さらにそこから三連打で無死満塁とされたところで、高崎東は長壁君をあきらめ、ピッチャーを田村君にスイッチします。

替わった田村君から、桐一は3番佐藤君のセンターへの犠牲フライで1点追加すると、バッテリーエラーとゲッツー崩れの間にさらに2点を追加。8対0と大量リードで4回を終えます。

反撃したい高崎東は5回、替わったピッチャー宮田君から3番石川君、4番福井君の連打で二死ながら一、三塁とすると、5番小関君のレフト前タイムリーで待望の1点を返します。

6回にも、8番田村君、9番磯田君の連打で一、三塁とし、1番黒岩君の犠牲フライで1点を追加。8対2と粘りを見せます。

ここまで小刻みな投手リレーをしてきた桐一は、7回途中からエースナンバーのドミンゴス・マルセロ・キヨシ君をマウンドに送ります。

ドミンゴス君は期待に応え、8回、9回を危なげなく抑え、桐一が8対2で勝利した試合でした。

 

・桐一は、自軍の10本を上回る12本の安打を許しているものの、長打は一本も打たれてないし、初回を除いては回の先頭打者を全て切っています。この辺が点差に繋がっていますかね…