【雑記】なにかが起こる……?

群馬大会では長く「二強」として君臨する、前橋育英高校と高崎健康福祉大学高崎高校。

この二校の直接対決といえば、単に実力が拮抗している、というだけでなく、試合展開も一筋縄ではいかないことが多く、ファンの中にも「なにかが起こる」という期待を持って観戦している方も多いのではないでしょうか。

歴史を紐解いてみると、前橋育英がベスト8常連となったのが平成15年頃からでしょうか。そこから10年、平成25(2013)年の選手権大会において、高橋光成投手を擁して全国制覇を成し遂げたのは、記憶に新しいところです。

一方の健大高崎野球部は、創部が平成14(2002)年。菊池飛雄馬氏が入部して話題をさらった平成18(2006)年には、秋大会で準優勝し、関東大会に初出場しています。

高野連のHPで見る限り、両校の公式戦初対決は平成24(2012)年の春季大会。この時は健大が3対1で勝利をおさめています。

 

記憶している限り、印象的で劇的だったのは、なんといっても平成28(2016)年大会の決勝戦です。8回表まで4対1と育英がリードしていましたが、健大が8回裏に2点、9回裏に1点をあげて追いつき延長戦へ。12回表に育英が一挙4得点で勝負を決めたのですが、一般客まで巻き込んだ「See Off」の迫力はある種の恐怖すら感じるほどでした。

f:id:Nate_boy:20230505230617j:image

しかしこうして見ると、丸山和郁、小川龍成、山下航汰、湯浅大…。すごい世代ですね笑。